出産祝いにある絵本をいただきました。
それがこの『もいもい』でした。
いただいた時は何だこの絵本?
って思ったんですが、調べてみるとすごい本でした。
赤ちゃんについて20年も研究をしている東京大学の開一夫教授が率いる『東京大学赤ちゃんラボ』の研究結果が取り入れられた絵本で、赤ちゃんを審査員にして「赤ちゃんが選んだ」イラストを採用している絵本だそうです。
詳しくは下の開教授のインタビュー記事に詳しく書いてありました。
https://pdmagazine.jp/background/moimoi/
Amazon等で口コミを検索すると、
「この絵本を見せるだけで泣き止む」とか「赤ちゃんの目線を釘付けにする」とかコメントされていましたが、こんな幼虫のような地球外生命体のようなよくわからない生物にそんな効果があるのか疑心暗鬼でした。
では、実際はどうだったのか…
あくまでうちの子はですよ…
大ハマり!
まだ生後2カ月間もない時で、おもちゃにも、ましてや親の顔にも視線をくれなかったのに、この『もいもい』には目を奪われていました。
なんででしょうね。やっぱり東京大学の偉い先生の研究は凄いんですね。
正直、内容はないです。
でも、想像力でストーリーを膨らましているのかな。
どうして、何が良いのかは、今はおしゃべりできないので聞くことはできません。
将来、聞いてみて教えてもらおうかと思います。
通常版とボードブック版がありますが、うちはボードブック版をいただきました。
通常版と比較したわけではないので、わかりませんが、ボードブック版は少し小ぶりで、硬い素材でできているので、寝ながら赤ちゃんと一緒に見るのに便利です。
でも、ついつい手が滑って落としそうになるので、落として赤ちゃんの顔面に激突しないように要注意です!
もう少し大きくなって自分で掴んだりページを捲るようになった際も、良いかもしれませんね。
ちなみにうちの子は、『もいもい』がたくさん出てくるこのページがお気に入りです。
読み聞かせるにしては、「もい もい」とか「もーい もーい」とか「もぉーい もいっ」とかしか文字は出てこないので、読み聞かせというよりは、鳴いている感じになります。
「もいっ もいっ」と鳴いていると、最初は少し気持ちが悪かった『もいもい』も不思議なもので、だんだん愛着がわいて可愛く見えてきます。
もいもいシリーズ2作目の『もいもいどこどこ?』の方は、ページに穴が所々空いていて、ページを捲ると隠れていた『もいもい』が現れる仕組みになっています。
大人からするとこっちの方が凝っていて面白いのですが、うちの子はまだその仕組みが理解できていないみたいです。もう少し大きくなったらこっちの方が楽しめると思うな。
この『もいもい』、世間でも大人気のようで、YouTubeでは読み聞かせ動画や『もいもいのマーチ』や『びっくりもいもい』といった歌までありました。
そのうち『もいもいミュージアム』とかできるかもしれませんね。
子供が生まれたばかりで、どんな絵本を買おうか迷っている方に、まずは1冊目の絵本としておすすめです。