柊ぱぱの一流パパへの道

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『乳児アトピー性皮膚炎』の治療を開始【アトピー性皮膚炎奮闘記①】

初夏の香りはするものの、花粉症は一向に収まらない今日この頃。

こんにちは!柊パパです! 

 

息子が「乳児アトピー性皮膚炎」の診断を受けてしまいました。

これからアトピーとの戦いの日々が始まります。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎で悩むパパママは少なくないと思います。

治療方法やその経過観察をひとつの例として参考にしていただければと思います。

 

但し、治療法については、赤ちゃんの症状や体質に合わせなくてはいけないので、必ず掛かり付けのお医者さんの指導に従ってください。

 

 

クリニックに行くまでの症状経過

生後2週ごろ

頭皮やおでこ、頬に湿疹がみられました。f:id:HollyDaddy:20200513172132j:plain

この頃は痒みがある様子はありませんでした。

よくある乳児湿疹だと考えていましたし、今の症状とは少し違うので、この頃の症状は乳児湿疹だったのかもしれません。

実際に2カ月程度で湿疹は一度治まりました。

 

 

生後3カ月ごろ

この頃から耳の下の部分がただれてきました。f:id:HollyDaddy:20200513175349j:plain

膿でぐじゅぐじゅになっています。

日によって治まったり再発したりしていました。

これも乳児湿疹の一種なのかなと静観していました。

市販のワセリン『プロペト』を塗って保湿するようにしていました。

 

首やひじの裏、ひざの裏には赤い湿疹が出てきました。

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汗をかきやすい部分なので、これはあせもなのかなと、市販の『ももの葉ローション』を塗っていました。

 

生後4カ月ごろ

耳のただれが口周りへと広がり、オデコや頭皮にも乳児湿疹と同じような湿疹が再度発症してきました。

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また、顔だけでなく、湿疹はおなかや手足にも広がってきました。

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首、ひじの裏、ひざの裏のあせものような赤い湿疹も一向に良くなりませんでした。

成長に伴い手足も上手に動かせるようになり、この頃から、手で顔や頭を掻きむしるようになり、足のつま先でひざの裏を掻くようになりました。

特に夜は掻きむしるのが酷く、一晩中妻と交代で掻きむしる手足を抑える日々…

掻きたいのに掻けない不満そうな息子の様子と睡眠不足で狼狽していました。

掻いても大丈夫なように手袋をつけていましたが、すぐにとってしまいます。

市販の赤ちゃん用のあせもや湿疹に聞くクリームを塗っていましたが、気持ち程度にしか効きませんでした。

 

『乳児アトピー性皮膚炎』の診断

入院の一歩手前!?

新型コロナウイルス感染が怖くて病院に行くのを躊躇していましたが、これ以上は息子の成長にとっても良くないと考え、思い切って病院に行くことにしました。

義理のお母さんが、地元にアレルギー専門の小児科があることを教えてくれたので、そのクリニックに行きました。

そこで『乳児アトピー性皮膚炎』の診断をされました。

しかもこれ以上悪化していたら、入院を検討しなくてはいけない段階だったと言われてしまいました。

たかが皮膚の炎症だと甘く見ていました…

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皮膚炎が成長も妨げてしまう!?

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先生には下痢をしていないかと体重の推移も聞かれました。

皮膚のことなのに、なぜそんなことを聞くのだろう?

と思いつつも、お話を聞くと、皮膚が炎症をおこしていると、胃腸の表面も炎症をおこしてしまい、十分に栄養を吸収することが出来なくなってしまう。その結果、下痢になったり、成長が妨げられてしまったりすることもあるようです。

実際に最近下痢気味で、体重も平均より少し下振れしていました。

まさか、皮膚の炎症が胃腸にも影響して、成長の妨げになるとは考えもしなかったです。

最悪栄養失調になってしまうこともあり、そのこともあってこれ以上放置していたら入院だったと説明がありました。

 

皮膚炎だと甘く見ていたことを猛反省しました。

 

原因は食物アレルギー?

乳児アトピー性皮膚炎の原因は2つ考えられるそうです。

①食物アレルギーが原因、②遺伝的に肌が弱いことが原因の2つです。

ちなみに、食物アレルギーの8割が卵アレルギーとのことです。

 

食物アレルギーが原因なのに、皮膚炎の治療をしても、アレルギー発症の食物を口にするとまた再発してしまう。逆に元々肌が弱いことが原因なのに、食事を見直しても一向に良くならないので、まずはどちらが原因か判断することが重要になると説明されました。

しかし、うちの子はまだ生後4カ月なので、血液を採ってアレルギー検査をしても正確な検査結果が出ないみたいです。

 

うちは完全母乳をしており、妻は食事には非常に気を使い、出産後、卵を口にしていなかったので、食物アレルギーの可能性は低いかと。

逆に私は肌が非常に弱いので、原因は②の遺伝的に肌が弱い可能性が高いと思われます。

 

どちらにしても、まずは皮膚の炎症を治してみないと話が始まらないということで、治療法について説明いただきました。

 

ステロイドで治療を開始

先生にはステロイドを使った治療を進めていく説明を受けました。

ステロイドの使用については様々な意見があると思いますが、私もステロイドとは長い付き合いをしていますし、少なくとも私よりアレルギーにも皮膚炎にも知識の豊富な先生がその方法がベストとおっしゃるので、仰せのままに従います。

 

ステロイドの正しい使い方も教えていただきました。

また、この機会にステロイドについても私なりに調べましたので、また明日のブログに上げたいと思います。

 

まとめ

たかが皮膚の炎症だと甘く見てはダメ!!

皮膚の炎症が胃腸に影響を与えたり、赤ちゃんの成長まで妨げてしまう可能性もあります。

「乳児湿疹」と「乳児アトピー性皮膚炎」を見分けるのは正直素人では無理だと思います。

 

皮膚の炎症に限らず、身体に何か異変や違和感があったらまずは病院に行って先生に診てもらう。これが大事だと実感しました。

 

アトピー性皮膚炎とは長い付き合いになると覚悟していますが、病院の先生の言うことを忠実に聞き、治療に専念していきます。