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アトピー性皮膚炎治療の豆知識【アトピー性皮膚炎奮闘記⑤】

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こんにちは!柊ぱぱです!

 

今日も息子の乳児アトピー性皮膚炎の治療のため、アレルギー専門のクリニックに行ってきました。

過去の治療内容については過去の【アトピー性皮膚炎奮闘記】をご覧ください。

www.shu-papa.com

 

病院の先生はいろいろなことを教えてくださいますね。

今回もアトピー性皮膚炎の治療について為になることを教えていただいたので、記録させていただきます。

 

 

一見お肌ツルツルでも治っていない?

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ステロイドを塗って3日程度で炎症を起こしていた肌はツルツルになりました。

ツルツルの部分はステロイドを塗らずに保湿だけにしていたところ、数日でまた炎症がちらほら出てきました。

再発してしまったのかと思っていたのですが、そうではなく、そもそも治っていなかったのです。

 

先生がおっしゃるには、皮膚には表面の『表皮』とその下に『真皮』というものがあり、表皮の炎症が無くなってツルツルになっても、その下の真皮の炎症が治まってないと、数日で表皮まで炎症が上がってきてしまうようです。

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「そーなんですか」って声に出てしまいましたね。

てっきり治ったと思っていたので。

前回のブログでも書かせていただいた、ツルツルになっても、ステロイドを塗り続け、1日の塗る回数やする頻度を徐々に減らしていく『プロアクティブ療法』を続けることが必要だそうです。

 

 

赤ちゃんは痒い所を掻いているわけではない?

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最近、特に夜に、目を掻くようになったんです。

目の周りはそこまで炎症を起こしているわけではないのに、なぜなのだろうと不思議に思っていました。

 

先生に聞いてみました。

赤ちゃんは、痒い所を正確に認識する能力がまだ完成しておらず、「このあたりが痒い」程度しか認識できないようです。

そのため、口の周りや頭皮が炎症を起こしていて痒くても、「顔全体が痒い」と認識し、口の周りや頭皮以外の目や耳を掻いてしまうのです。

 

結論、全体的に治療をしないといけません。

顔の湿疹が治っても、頭皮の炎症が治らなければ、顔も掻いてしまい、結果顔も、また荒れてしまうそうです。

それは大変!しっかりと治療をしないといけませんね。

 

ステロイド剤の減らし方

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上記したように、長引いている湿疹の場合、ツルツルになってもステロイドを休止してはいけません。

『プロアクティブ療法』で徐々に減らしていく必要があります。

一例ではありますが、このように減らしていきます。

 

  1. ステロイドは1日2回塗るのが基本。1回目は入浴後、2回目は朝起きてから。
  2. 診察を受け、回数を減らしてもよいと言われたら、1日1回(入浴後)のみにする。
  3. 1日塗って、1回休むように、1日おきに塗る。
  4. 1日塗って2日休む。

これはあくまで一例ですので、自己判断ではなく、必ず病院の先生の指示の下、効果的で適切な使い方をしてください。

 

特に、ステロイドを中止して湿疹がぶり返してしまう方は、中止して何日ぐらいの間隔でぶり返してしまうのか記録して、先生にお伝えすると適切な指示ができるそうです。

 

また、ステロイドを塗らないときはしっかり保湿剤を塗ることが大切だそうです。

 

 

まとめ

1日2日で皮膚炎を治すのは無理ですね…

塗り薬ひとつをとっても正しい使い方がしっかりあります。

病気の治療を自己判断ですることの危険性を実感しました。

たかが皮膚炎だと甘く見ずに、先生の指示に従い、しっかりと治療していきます。

 

 

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